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矩型の母屋
(2024)

木造2階建
構造:寺戸巽海構計画工房 
施工:内田建設株式会社

写真:杉野

築50年の母屋建替
同敷地内には離れがあり新母屋と接続させる計画。

離れとリビングを繋ぐ長い廊下には窓のサイズを段階的に変化させることで光のグラデーションを作り出している。

庭造りが趣味のオーナーが和と洋の庭を計画していたため、建物はそれぞれの庭を接続するようにL字に配置した。リビングからは洋の庭を望み、和室からは和の庭を愉しむ配置計画とした。

他にも玄関には坪庭と旧母屋から移設した大黒柱が出迎え、連続する登り梁がリビングへ誘う。

来客スペースは床を一段下げ、アール天井とし場面変化を感じられる空間とした。また、旧母屋で使用していた型ガラスをパーティションとして作り替え使用している。

外部は長く伸びた大らかな庇が建物全体を覆い室内に優しい光を届けてくれる。

 

離れと母屋だけでなく旧母屋との繋がり、軒下や広い庭を介して地域との繋がりを計画した。

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